歯医者ブログ

正しい歯の磨き方

歯磨き粉のCMで「磨けていませんね」、「歯医者さんにはなかなか褒められませんね」というセルフがありますが、上手に歯を磨くことはなかなか難しいものがあります。少しでも上手に磨くにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

 

1つ目は、自分にあった歯磨き剤を使うことです。

虫歯を予防したいのであればフッ素入りの歯磨き剤、歯周病予防には歯周病予防用、知覚過敏用など、自分の悩みや目的に合わせて歯磨き剤を選びましょう。

歯磨き剤は沢山使う必要はありません。たくさん使うと口の中で泡立ってしまうので、それだけで磨いたという気持ちになってしまいます。1cmほどでも効果はありますので、むしろ使い過ぎないようにしましょう。

 

2つ目は、力を入れすぎないことです。

ガシガシと力を入れるのでなく、小刻みに動かしてください。1か所を20回以上、歯並びに合わせて歯磨きしましょう。

八重歯の所は歯ブラシを縦に入れて磨いたり、唇を指で持ち上げるなどの工夫も必要です。

一度に何本もの歯を磨くのはNGです。1本ずつ磨きましょう。

 

3つ目は、間を磨くことです。

歯と歯の間、歯と歯茎の間、そしてかみ合わせの面に歯垢(プラーク)が溜まりやすいので、歯垢をしっかり取り除くように、小刻みに歯ブラシを動かしてください。

 

4つ目は、デンタルフロスを使うことです。

歯ブラシだけで完全に汚れや歯垢を落とすことはできません。デンタルフロスを使って隅々まで歯の中のお掃除をしましょう。

デンタルフロスは歯の側面に当ててフロスを動かして使うことがポイントです。歯と歯のすき間でフロスを上下しているだけではあまり意味がありません。必ず歯の側面にフロスを当てて使ってください。

 

歯磨きをする時間がないという方は、入浴時に湯船に浸かりながら鼻歌でも歌いながら磨くとゆっくりと磨くのも一つの方法でしょう。

「GUN PLAY]という、歯磨きが上手にできているかどうかを確かめるアプリやニュースを見ながら歯磨きするアプリ、ゲームをしながら歯磨きできるアプリも販売されていますので、このようなものを利用するのも良いでしょう。

 

歯垢1gには約100億の菌が住んでいます。大便1g当りの菌の数は100億〜1000億なので、便よりも歯垢の方が汚いのですが、多くの人は大便の方が汚いと思っているようですね。

また、歯周病菌は歯の問題だけではなく、体全体に影響を及ぼします。歯周病菌が誤嚥によって肺に入ると肺炎を起こすこともあり、命にも関わります。

血管に入ると心筋梗塞を引き起こすこともありますし、歯周病菌が認知症の発症リスクを高めることも判っています。 しっかりと歯磨きしましょう。

 

 

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