歯医者ブログ

歯が痛いなら虫歯を疑おう!! 改めて確認しておくべき虫歯の基礎知識!!

皆さんは歯が痛くなったら、何を疑いますか?
きっとほとんどの方が虫歯を想像されると思います。
では、何故、虫歯になると歯が痛くなるのかをご存知でしょうか?

 

皆さんの中には、今までの人生で、そのような疑問を抱かれた人もいらっしゃると思います。

しかし、ほとんどの方は、なぜ虫歯で歯が痛くなるのかご存知でないかもしれません。

 

今回は、そのような方に向けて、知っておいていただきたい虫歯の基礎知識をお伝えします。

この記事を参考に、これからの歯ブラシなど、歯のケアを見直してみませんか。

【虫歯とは】

虫歯を簡単に説明すると、「酸によって歯が溶ける病気」です。
人間の口内には、300種類以上の菌が常に住み着いています。
その中の1つである「ミュータンス菌」が、虫歯の主な原因です。

 

ミュータンス菌は糖分に反応して、活動が活発になって、粘り気のある歯垢を生み出します。

TVのCMや歯科医が「歯垢の除去」を常に呼び掛けているのは、歯垢がミュータンス菌の塊であるからです。
この歯垢が溜まれば、その中で酸が作られてしまいます。

 

歯は酸に弱いため、酸に触れてしまうと、「エナメル質→象牙質→神経→根っこ」の順で、どんどん溶かされて行ってしまうのです。

虫歯のメカニズムをご理解いただけましたでしょうか。

【虫歯の原因】

虫歯の直接的な原因は歯ブラシでしょう。
歯垢を除去できなければ、虫歯になってしまいますよね。
実は、その他にも虫歯の原因として考えられている物があります。
それは、食生活です。

 

糖分を含む食べ物を採ると、弱酸性である口内が酸性に代わってしまいます。

そうなれば、歯が溶けやすい環境になるのです。
つまり、虫歯になりやすい時間帯となります。
朝昼晩の3食だけであれば、次の食事までの時間が有るため、歯が溶けてしまった分を自力で補修してくれます。

 

しかし、おやつなどの間食が多ければ、その分、口の中が酸性に代わってしまうのです。

それは虫歯になりやすい状況に自分で進んでしまっています。
間食が多い方は、これを機に見直してみた方が良いでしょう。

 

また、口の中には虫歯を防いでくれる役割を担っている物があります。

それは、唾液です。
唾液が分泌されれば、口の中を弱酸性に戻してくます。

 

ただ、そんな唾液も分泌される量が少ない時間帯があることをご存知でしょうか。

その時間帯とは、就寝中です。
もし、寝る前に何かを食べてしまえば、虫歯にとっては最高の環境となってしまいます。
歯磨きを欠かさずに行って、虫歯にならないようにしてください。
間食の頻度と唾液の少ない時間に気を付けて、虫歯を防ぎましょう。

【虫歯の症状】

歯に痛みを感じて、それが虫歯によるものだった場合、症状が進行してしまっています。
虫歯の進行具合はC0~C4の5段階で判断されます。
それぞれの段階における症状を簡単に見ていきましょう。

 

C0:歯の表面にある「エナメル質」が少し溶け始めている状態。

C1:C0よりも症状が進行している状態。痛みはほとんどない。
C2:エナメル質の下にある「象牙質」が溶け始めている状態。冷たい物が染みる。
C3:神経にまで虫歯が進行している状態。激しい痛みを感じる。
C4:歯の上部が全て溶けてしまい、根っこだけの状態。抜歯する可能性が高い。
では、虫歯の症状状況を初期、中期、それ以上の三段階に分けて詳しく見ていきましょう。

 

・虫歯の初期

C0やC1は、虫歯の初期です。
痛みもほとんどありません。
歯医者で虫歯と判断されても、フッ素を塗って、失われてしまった成分を治療します。
痛みを感じることは無いでしょう。
ぜひ、このことを覚えておいてください。

 

虫歯であっても初期段階であれば、治療を簡潔に済ませられます。

先程、唾液が口の中を弱酸性に戻してくれる仕組みをお伝えしました。
この仕組みは「再石灰化」と呼ばれます。

 

生まれたばかりの虫歯であれば、歯医者に行かなくても、口の中で治療が住んでしまうのです。

ただ、唾液が正常に分泌していることが条件でもあるため、不規則な生活でストレスを抱えてしまい、唾液の分泌に影響を出してしまっている恐れがあるなら、歯医者に向かいましょう。

 

・虫歯の中期

C2は、虫歯の中期に値します。
エナメル質が完全に溶けて、象牙質にまで虫歯が到達してしまっているのです。
冷たい物を食べて、歯にしみる感覚があれば、中期にまでなってしまっています。
進行状況は「中期」ですが、ここまでは短期的な治療が可能です。

 

具体的な治療法としては、虫歯の部分だけを削って、詰め物をします。

最新医療を掲げている歯医者では、患者さんの負担を極力減らすことに着目しているのです。
「神経近くの虫歯をあえて残して、そこに薬剤を塗ってから詰め物をする」
「削る前に薬剤で虫歯を柔らかくする」
このような方法を使うことで、患者さんが感じる痛みを最大限減らしています。

 

歯医者の痛みが苦手な方は、このような治療が行われる歯医者に行ってみてください。

きっと歯医者に対する考えが大きく変わりますよ。

 

・虫歯の中期以上

C3になると、神経にまで虫歯が到達します。
日常のほとんどを激しい痛みと共に過ごさなくてならなくなります。
ここまでくると、治療にも手間と時間がかかってしまうのです。

 

虫歯の除去をしたら、レントゲンを撮って、象牙質の下にある歯髄の中を特殊な器具で掃除します。

歯は虫歯によって形が崩れてしまっているため、被せ物が必要です。
治療は数日から1週間程度かかるでしょう。

 

それ以上放置してしまえば、C4に移行します。

歯の根っこしか残っておらず、神経が死んでいる可能性もあります。
その場合は、痛みすら感じません。
だからと言って、治療は簡単には済ませられないのです。

 

神経にまで虫歯が到達してしまうということは、神経に虫歯の菌が入りこんでしまっているということ。

神経の根っこに膿が溜まったり、菌が顎にまでいって、顔が大きく腫れしまったりする可能性が高いです。
歯が少しでもあれば、かぶせ物もできるでしょう。

 

しかし、実際には、インプラント、ブリッジなどで歯の機能を代替することが多いそうです。

ここまで着てしまうと、一番患者さんが辛い思いをします。
これらに至る前に、虫歯の治療を必ず行ってください。

 

今回は、虫歯の基礎知識をご説明しました。

「この痛みはどうせ虫歯だし、もっとひどくなったら歯医者に行けば良いか」
この記事を読まれるまで、このような考えの人も少なくなかったのではないでしょうか。
その考えは非常に危険だということがわかりましたね。
今、生えている歯とこれから先、同じ人生を過ごすためにも、虫歯にならないよう心掛けましょう。

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