歯医者ブログ

親知らずの放置は危険?親知らずの虫歯の原因について解説!

みなさんこんにちは。「最近奥歯が痛い」「親知らずが生えかけている」など親知らずによる痛みに悩んでいる方がいらっしゃるかと思います。

「もうそろそろ親知らずを抜かないといけないのだろうけれども、今の痛み以上に辛い思いをするかもしれないし億劫だ。別に放置したって構わないような気もする。」このようにお考えの方もいるかもしれません。

しかし、実は親知らずを放置しておくと虫歯になるリスクが高まるのです。

そこで今回は、親知らずの虫歯の原因と、放置によって引き起こされる恐ろしい症状について詳しく解説していきます。

■親知らずってなに?

人間の永久歯は上顎と下顎に16本ずつ生えており、全部で32本あります。

永久歯の中でも最後に生えてくるのが「親知らず」(第三大臼歯)です。

一般的にほとんどの永久歯は15歳前後で生え終わり、20歳前後になると一番奥の親知らずが生えてきます。

「親に知られず生えてくる歯」ということが名前の由来だとも言われています。

でもなぜこの親知らずが口内のトラブルの原因となっているのでしょうか。

理由は現代人の食生活の変化です。食品加工を一切せずに食べていた大昔は、動物の肉や木の実など固いものを食べていましたが、時が経つにつれて、食生活の変化により固いものを食べること機会が少なくなりました。

その結果歯の大きさと本数は変わらず、顎の大きさが小さくなったため、親知らずが生えてくるためのスペースがなくなり、他の歯と同じようにまっすぐ生えることが難しくなったのです。

■なぜ虫歯になりやすい?

親知らずは口内で色々と問題を起こしやすい厄介者です。親知らずが他の歯と比べて虫歯になりやすい理由は、親知らずの生え方と生えている位置に関係があります。

通常の永久歯は歯茎からまっすぐ上に向かって生えてくるのですが、親知らずの場合、まっすぐではなく斜めになったり真横に向いてしまったりしていることが多いです。

このような状態で生えている親知らずは、歯磨きがしっかりと出できず、歯垢や歯石が溜まりやすいのです。

また、親知らずが生えている位置に注目してみると、親知らずは一番奥に生えてくることが決まっているため、その他の歯と比べて歯磨きがしにくくなる傾向があります。

そのため、親知らずに歯垢や歯石などのプラークが溜まり、プラークに潜む細菌によって虫歯になってしまうのです。

■親知らずの虫歯の放置はロクなことがない!

では、もしこの親知らずの虫歯を放置してしまうと、一体どんな恐怖があるのか見ていきましょう。

・初期段階は気付きにくい
初期の虫歯は痛みが目立ちません。

そのため、特に社会人の方は、忙しいからと言って治療を後回しにし、放置していることが多いと思われます。親知らずの虫歯は口内の一番奥にあるため気付きにくく、知らぬ間に虫歯が進行してしまことがよくあります。

・麻酔や痛み止めが効かないほどの痛みを伴う
口内の一番奥に生えている親知らずは、鏡でチェックしても異常を見つけることが難しいため自分ではなかなか気づくことができません。知らず知らずのうちに虫歯がどんどん進行してしまいます。神経の近くまで及ぶと、虫歯の中でも最大級の痛みが出てくるので、痛み止めの薬も短時間しか効かない場合があります。

・炎症が波及すると腫れる
歯の根元から細菌が繁殖し始め、身体の免疫機能が細菌の繁殖を防ごうと歯茎に袋を作ります。

次第にその袋は大きく腫れ、痛みを出すようになります。
親知らずのような奥歯の場合、腫れと痛みによって口を開けることも難しくなってしまいます。

この場合、歯を抜くことさえできない状態になってしまいます、麻酔が効きにくいこともあり、痛みを抑える応急処置も難しく、炎症が落ち着くまで薬で様子を見るしか方法はありません。

・親知らずの虫歯の治療成功率は低い
親知らずは口内の最奥にあるため、治療が難しいです。特に親知らずが斜め傾いた状態で生えていたり、真横に倒れて生えていたりしている場合は、隣の歯にまで虫歯が移りやすいというリスクがあります。

さらに虫歯が歯の神経まで及んでいる場合は、神経の治療も必要となってきます。

神経が通う歯の根の管に関して、親知らずは他の歯よりも複雑な構造となっていることが多く、治療の成功率が高くありません。

たとえ虫歯を治療することが成功しても、数年後には抜歯をせざるを得なくなる状態にまで悪化する可能性があります。

そのため親知らずの虫歯を放置することは大変危険なのです。

・最悪の場合は死に至ることも
親知らずや奥歯の虫歯を放置してしまうと、その虫歯菌が原因となって、別の病気を引き起こすことがあります。

例えば、上顎の親知らずは鼻の副鼻腔のそばにあるため、歯の根から出た細菌が副鼻腔に溜まってしまい、副鼻腔炎や上顎洞炎に繋がることもあります。さらにその膿が溜まって顎や目の下にまで腫れを引き起こしてしまいます。

最悪なケースは、虫歯菌が骨髄に感染し骨を腐らせることです。

血液に虫歯菌が入り込むと脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気を併発させる可能性があります。
特に免疫力が低下している高齢者の場合は、虫歯菌が肺に入り込んで肺炎を引き起こし、心臓や脳なども虫歯菌に感染し、死に至る恐れもあるのです。

■悪い芽は早いうちに!

きっと多くの方が怖くてなかなか親知らずを抜く決心がつきにくいと思います。何も問題のない歯を抜くことは、少なからず抵抗心がありますよね。
しかし、なるべく異常がないうちに抜いてしまう方が後々楽なのです。

親知らずの場合、生えている歯の向きや大きさ、根の形によって抜歯の方法と難易度はかなり変わってきます。状況にも大きく影響を受けます。

例えば、虫歯の状態の親知らずを治療するとなると、炎症が酷い場合には麻酔が効きにくいので、どんなにすぐ抜いてほしいと言われても、炎症が治まるまで抜くことはできません。
虫歯が酷い歯は柔らかくなっており、力を入れると歯が砕けてしまうため、簡単に抜くことができない可能性もあります。

また、歳を重ねるほど老化現象により骨は硬くなるので、より歯が抜きづらくなります。

このように、親知らずを抜く必要があると診断された場合は、なるべく後回しにせず早く抜いてしまうことがお勧めです。悪い芽は早いうちに摘んでおくことが何よりも最善です。

■まとめ

以上、親知らずの虫歯の原因と放置する危険性について詳しく解説いたしました。

悪い芽は早めに摘んでおくというように、将来のリスクを考えて、親知らずは早めに抜歯をしておくことが賢明です。

大阪デンタルクリニックは、歯医者が苦手な患者様でも楽しく快適な歯科医院を目指して、無痛治療を最善とし、治療を施しております。これを機に親知らずの抜歯をご検討の際は、ぜひ大阪デンタルクリニックへご相談くださいませ。

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