歯医者ブログ

親知らずは抜いたほうがいい?抜くべき親知らずを徹底解説!

「親知らずが生えてきた」
このことは、ほとんどすべての方が経験されることだと思います。

 

しかしここで必ず出てくる疑問が「親知らずは抜いたほうが良いのか?」という疑問ですよね。
「世間一般的に抜いたほうが良いと言われているし…」
「歯医者さんも抜くべきだと言っている」
「しかし、今は全く悪い影響がないんだけどな…」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。

 

そこで今回は、「親知らずは抜いた方が良いのか?」という誰もが抱く疑問に対して、解説したいと思います。

 

■そもそも親知らずとは?

そもそも親知らずとは何なのでしょうか?
おそらく、「名称は知っているが、具体的にどの歯を指しているのかよく分からない」という方が大半だと思います。

私も昔は全く知りませんでした。

親知らずとは、前歯から奥歯へ数えて8番目の永久歯のことを指します。基本的に永久歯は12歳ごろまでにすべて生え揃うと言われているのですが、この親知らずだけは、20歳ごろになってから生えてきます。

20前後という親が知らない時に生えてくるので「親知らず」と呼ばれています。先天的に親知らずを持っていない人もいるので、すべての人が生えてくるわけではありません。

 

■親知らずは悪者?

「親知らず」は、口の永久歯の一つで、人間にとって必要な体の一部分です。しかし、なぜか「親知らず」=「悪者」というイメージが私たちの中には存在します。このイメージを持ってしまう原因は、「正しくない親知らず」に問題があるからなのです。ここからは、親知らずが悪者にされる3つの原因について見ていきたいと思います。

 

1つ目の原因は、「生え方」です。基本的に歯は、真っすぐ生えてきます。しかし親知らずは、歪んで生えてくることが多いです。なぜなら一番最後に生えてくる永久歯であるからです。一番最後に生えてくるということは、歯茎に十分なスペースが確保できない場合があるということです。

そのような環境で無理して生えてくるので、横向けに生えてきたり、歯茎から完全に出ない、半分ほど埋まった状態で生えてきたりすることが多いのです。親知らずが歪んで生えてくると、口内環境に大きな影響を与えてしまいます。少し斜めに生えてくるだけでも、正常な歯に余分な圧力がかかってしまい、隣にある歯が弱ってしまいます。

 

2つ目の原因は、「噛み合わせ」です。口内環境の中で、「噛み合わせ」というものは非常に重要です。そしてこの「噛み合わせ」は非常に繊細なバランスの上で成り立っています。親知らずが生えてくると、このバランスが崩れて「噛み合わせ」全体が悪くなってしまいます。

 

3つ目の原因は「病気」です。親知らずは先ほど説明した通り、前歯から奥歯へと数えて八番目にあります。つまりすごく奥に存在しているということです。そして生え方が特殊な場合が多いので、なかなか上手に磨くことができません。定期的なメンテナンスが上手に行えない歯に待ち受けているのは、「虫歯や歯周病などの病気」です。

親知らずだけが病気になるのでしたらまだいいのですが、基本的に病気というものは周りを巻き込みます。つまり、親知らずがあると口の中全体が病気になる可能性があるということです。
もっと他にも原因があるのですが、今回は上記の3つだけご紹介いたしました。

■親知らずが抜くべきか?

ではやはり、「悪者」である親知らずは抜くべきなのでしょうか?
正解は「ケーズバイケース」です。抜いた方が良い場合もありますし、抜かなくても良い場合もあります。ですので、ここからは、「抜くべき親知らずの特徴と、抜くべきでない親知らずの特徴」についてお答えしたいと思います。

 

・抜くべき親知らずとは?
抜くべき親知らずの特徴とは「口内に悪影響を与えている親知らず」です。
口内に悪影響を与えている親知らずとは、先ほど説明した「悪者」の状態に当てはまる親知らずのことです。歪んで生えてきたせいで隣の歯を弱めている、噛み合わせのバランスを崩している、虫歯や歯周病の元になっている親知らずなどです。

これらの親知らずは絶対に抜くべきです。抜かずに虫歯を治療したり、噛み合わせを矯正したりする方法をとっていても、それらは対処療法でしかありません。一度治ってもすぐに繰り返します。そのような状態に二度とならないように、根本の原因である「親知らず」を抜くべきなのです。

 

・抜かなくても良い親知らず
続いて、抜かなくても良い親知らずの特徴を3つご紹介いたします。

 

1つ目の特徴は、「正常に生えている親知らず」です。他の永久歯と同じように綺麗に真っすぐ生えてきて、歯磨きなどのメンテナンスもできる歯ということです。これでしたら悪影響が全くないので、単純に使える歯が1つ増えただけということになります。是非大切にしましょう。

 

2つ目の特徴は、「完璧に骨の中に埋まっているもの」です。このような親知らずは、口内に悪影響を与える可能性がかなり低いです。この場合は、そもそも存在していること自体に気付かないと思われます。

 

3つ目の特徴は、「移植に使えるもの」です。親知らずは実は、「歯牙移植」という移植に使うことができます。「不慮の事故や虫歯などで大切な歯をなくしてしまった…」そんな方を助ける救世主になり得るものが「親知らず」なのです。

親知らずを用いた「歯牙移植」の特徴は、「健康な歯を削ることなく、噛み心地が良い歯を移植することができる」という部分にあります。「歯牙移植」以外の治療方法のブリッジと呼ばれるものは健康な歯を削る必要があるのですが、「歯牙移植」は、不要な親知らずを使って移植するので心配する必要はありません。

■終わりに

これで親知らずについてのご説明を終わります。親知らずが気になる方は、まずは歯医者さんで「自分の親知らずは抜くべきか、抜く必要がないのか」という検査だけでもされることをお勧めいたします。その検査の後、自分に合った治療をお受けください。

もし「手軽に検査を受けたい」「抜く際の痛みがなるべく少ない方が良い」と思われる方がいらっしゃいましたら、大阪デンタルクリニックまでご連絡ください。当院は、「無痛治療で楽しく通院できる歯科」を目指して日々仕事に取り組んでおります。ですので、皆さんのご要望にもきっとお答えできると思います。ご連絡お待ちしています。

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