歯医者ブログ

「噛み合わせの悪さ」は「災いの元」!?歯の歪みから始まる恐怖!

大阪で歯科医を営んでいる大阪デンタルクリニックです。
皆さんは、口の中の歯の「噛み合わせ」というものを意識されたことはありますか?

 

歯並びが極端にずれている人以外は、特に気にしたことがない方が大半かと思います。

普段気になることがあまりない、この「噛み合わせ」。しかし体全体のバランスにもかかわってくるほど、大切なものなのです。

今回はそんな噛み合わせについて詳しくお話をさせて頂きます。

■噛み合わせとは?
私達が普段何気なく使っている噛み合わせとは何なのでしょうか?
噛み合わせは、上顎の歯と下顎の歯の接触の仕方を言います。

 

噛み合わせが悪いと、歯と歯の接触の仕方悪いという意味になります。

噛み合わせが良いということは、接触の仕方が良いということです。

しかし、現代のほとんどの方は正しい接触の仕方ができているとは言い難いです。

■良い噛み合わせと悪い噛み合わせ
正しい接触の仕方ができている人はほとんどいないということなのですが、そもそも「噛み合わせが良い状態」とはどのような状態でしょうか?

ここではいくつかご紹介したいと思います。

 

1つ目は、「顔と歯の中央が一致していること」です。

口のちょうど真ん中にある2つの歯の「間の線」と顔全体の「中心線」が整っている状態です。

 

2つ目は、「上顎の歯の先端ラインのバランスが取れている状態」です。

これは、上顎の歯の先端部分の横のラインが、綺麗にバランス良く並んでいる状態のことを指します。

ここで注意点なのですが、あくまで「バランス良く」で、「一直線」に並んでいる状態ではありません。

 

3つ目は「歯と歯茎の境目のラインが均一であること」です。

上顎と下顎の歯の見えている部分と歯茎の境目のラインがバランスよく整っている状態ですね。
他にもいくつかポイントがございますが、今回はこれだけに留めせていただききます。

 

■「見た目」がよ良くても「噛み合わせ」が悪い!?

先ほどは、良い噛み合わせというものを紹介させていただきました。

しかし先ほどのポイントがすべてクリアできていも「噛み合わせ」が悪い状態もございます。

なぜなら先ほどご紹介した良い噛み合わせのポイントは、主に「見た目」の観点から考えたポイントだからです。

 

しかし、「見た目」がいくら良くても「奥の歯と歯との間に隙間がある」「一部の歯が強く当たりすぎている」というような問題が隠れている場合もあります。

というより、「ほとんどの方が歯並びに何かしらの問題を抱えている」という認識でいたほうが正しいと思います。

「私は歯並びが綺麗だから関係ない」と思われている方も、実は「歯並びが悪かった」ということが往々にしてあります。

ですので歯並びに自信がある方でも、一度健診に行かれることをお勧めいたします。

 

■噛み合わせの悪影響

ここからは噛み合わせの悪さが及ぼす影響についてご説明したいと思います。

いくつかありますが、代表的な例を3つご紹介いたします。

 

1つ目は、「顎関節症になりやすいこと」です。噛み合わせが悪いと、下顎が後ろのほうに圧迫されやすくなり顎の自由度が低下します。

この状態で顎を繰り返し動かしていると、顎関節に負担が蓄積して顎関節症になりやすくなります。

 

2つ目は「病気になりやすいこと」です。噛み合わせが悪いと「過蓋咬合」という状態になるケースもあります。

「過蓋咬合」とは「本来上顎の前歯が下顎の前歯より前に出ていなければいけないのに、同じ位置で重なり合っている状態」のことを指します。

この状態になってしまうと口の中に乾燥しやすい部分ができてしまい、唾液が届かず虫歯になりやすくなります。

その他にも、絶えず歯茎に負荷がかかり続けるので歯周病を引き起こす原因となってしまいます。

 

3つ目は「口の中が傷つきやすいこと」です。噛み合わせが悪いと、口の中のどこかに常に一定以上の負荷がかかっている状態になります。

この状態が続けば、炎症、口内炎、歯や歯茎の痛みなどを引き起こします。

 

実際に私も長い間「原因不明の痛み」に悩まされていました。そして歯科医で検査を受けてみると、その原因は「噛み合わせの悪さ」だった経験があります。

是非とも上記の問題で悩まれている方や、病気の予防などをしたい方は「噛み合わせの矯正を行うことをお勧めいたします。

 

■「噛み合わせは悪さ」は「体の悪さ」

先ほど噛み合わせが悪いことによって「口内環境」に及ばされる影響をお伝えいたしました。

実は悪影響が及ぶ範囲は「口内環境」だけではありません。その範囲は「体」全体まで及びます。

肩こり、頭痛、腰痛から、めまいや難聴、体のしびれまで、非常にたくさんの影響を与えます。

ここではなぜ「歯のバランス」が「体全体のバランス」を歪めることになるのかを詳しく説明いたします。原因は主に2つございます。

 

1つ目の原因は「骨格の乱れ」です。

噛み合わせが悪いと顎関節などの口の周りの骨格のバランスが崩れます。

このバランスが崩れると、次にその周辺の骨格のバランスが崩れるのです。

このように連鎖的に体全体へと広がっていきます。

そうすると腰の周辺の骨や、体全体の関節に負荷がかかりやすくなり、痛みが生じるということです。

 

2つ目の原因は「筋肉のバランスが崩れる」ことです。噛み合わせが原因で体全体の骨格が歪んでしまったら、筋肉がその歪みをカバーしようと働きます。

しかしこれは本来の筋肉の働きではないので、ここで体の筋肉にも負荷がかかってしまいます。

結果として体全体に痛みを生じさせるということです。

 

3つ目は「脳のバランスが崩れる」ことです。これはまだ研究段階なのですが、1つの見解として体全体のバランスの乱れは脳に影響を及ぼす危険性も示唆されています。

体全体のバランスの乱れは、血流の乱れ、ひいては頭の歪みに繋がり神経を圧迫します。

そして神経が圧迫されることによって、痛み以外の様々な症状が引き起こされるということです。

 

■終わりに

これで今回のお話を終わらせていただききます。噛み合わせの悪い状態で過ごすことの危険性を少しでも感じてくだされば幸いです。

もし「自分の歯の状態を検査したい」「歯並びが悪いのを矯正したい」と思われる方がいらっしゃいましたら、当院までご連絡ください!

皆さんのご希望に沿った方法で治療を進めさせていただきます。

皆さんからのご連絡をお待ちしております。

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