歯茎が痛い

「歯茎がズキズキと痛くなり、腫れている感じもします。痛みは長い時には数日続くのですが、数時間で収まる時もあり、疲れている時などに痛くなる気がします。何か対処方法はありますか?」

歯茎が痛い場合の原因と応急処置

歯茎が急に腫れてズキズキと痛むというのはよくお聞きする相談です。

 

歯茎は身体や体調の変化を受けやすい部分なので、体調の悪い時や、免疫力が弱まっている時に痛みが出てきてしまいやすいんです。

 

この場合は、応急処置をして痛みを軽減させること。
そして、その原因を改善する必要があります。

 

応急処置について

1.市販の痛み止めを飲む

すぐに歯医者に行くのが一番ですが、行けない時は市販の痛み止めを飲んでください。歯茎が痛いと、食べるのも辛くなってしまって体力を低下させてしまい、余計に免疫力を下げてしまう可能性もあります。ガマンしないで、薬を飲んで痛みを軽減させて上げてください。

 

市販されている薬で、医療機関で出されているものと成分が似ているのは「ロキソニンS」です。もし手に入ればロキソニンSを飲んでみてください。

 

2.デンタルリンスでうがいをする

しっかりとうがいをして、お口の中を消毒してあげてください。あまりミントなどの刺激が強いものではなく、イソジンなどの殺菌作用が強いけれど、刺激が少ないものを選ぶと歯茎にやさしく効果的です。
 

3.痛い部分を冷えピタやぬれタオルなどで冷やす

腫れている歯茎は、血液や細菌による膿などで内圧が高くなっています。冷やすことで血液の循環を抑え、多少ではありますが、内圧を下げることによって痛みを軽減させましょう。

 

歯茎が痛い原因

1.歯茎の間に膿がたまり腫れて痛む:歯周病

歯茎の痛みの原因で最も多いのが歯周病です。歯周病は成人の80%がかかっていると言われています。歯周病は、歯の周りの骨が溶けてしまい、歯と歯茎の間に隙間ができることで、その間に膿がたまってしまいます。この膿が歯茎を痛める原因です。

 

歯茎が腫れてズキズキしているという痛みの場合は、歯周病の可能性が高いと考えられます。

このように膿がたまってしまっている場合、早期の治療が必要になります。まず腫れを引かせてから、歯周病が悪化しないような対策をしていきます。

 

2.歯の根っこの先が腫れて痛む:根尖病巣(こんせんびょうそう)

歯茎の下側、歯の根っこがあるくらいの部分が腫れている場合は、根尖病巣(こんせんびょうそう)の可能性があります。

 

実は、 根の先の膿の治療の成功率は60〜80%だと言われており、虫歯が原因で自然で死んだ神経や、根の治療をした際に不十分だった場合に起こることがあります。

痛みが強い場合は、根の中から膿を出して、根の中を消毒をするという治療をします。

 

3.物が当たると痛い:口内炎

食べている時に歯茎に物が当たると痛い、触ると痛い、という場合は口内炎かもしれません。口内炎というと目に見えてわかるものだと思う方が多いかもしれません。ですが、実は米粒くらいの大きさの小さな口内炎もあるんです。

 

口内炎の原因は、ウィルスなどの細菌が原因になる他、鉄分やビタミンなどの栄養分が不足していたり、ストレスや睡眠不足など原因は様々です。

ドラックストアで売っている、ケナログやアフタゾロンといった薬を塗るのも早く治したい場合はオススメです。ですが、考えられる原因を改善していくことが大切です。

 

終わりに

そのほかにも、親知らずが原因になっていたり、歯ブラシやデンタルフロスをしている際にできた傷が原因になっていたり、歯茎の痛みの原因はさまざまです。

痛みが続くようであれば、一度歯医者に来院していただき、原因をつきとめ治療していきましょう。

大倉 賢郎

大倉 賢郎

医療法人優祉会
大阪デンタルクリニック院長

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