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大阪デンタルクリニック通信

  再生療法・エムドゲイン~歯冠長延長術(クラウンレングスニング)・APF(歯肉弁根尖側移動術)

初診時

STEP-1

60代男性、下顎右側の一番奥の奥歯の被せ物が取れて来院されました。
被せ物が取れた歯の周りの歯ぐきが腫れ、出血もあり、歯ぐきの炎症が認められました。

APF1-1
APF1-2

レントゲンでは、一番奥の歯の、2本ある歯根の付け根あたりが黒くなっていました。これは歯ぐきの中で骨が溶けて無くなり、骨が無くなった隙間に汚れが溜まって、歯ぐきの中でさらに炎症を起こしている歯周病の状態でした。
このまま被せ物を被せても歯ぐきの症状は変わらなく、逆に悪化していき、歯を残すことが困難になる可能性が考えられたので、無くなってしまった骨を造る「再生療法」を行ない、骨を回復する計画を立てました。

APF1-3

再生療法

STEP-2

麻酔をして、歯ぐきを切開して開いて右隣の歯と比べてみると、歯の周りの骨が無くなり、本来は骨で埋まっている歯根や2本ある歯根の間の「股」が見えてきていました。

APF2-1

歯の周りを徹底的に清掃して、骨が無くなって露出している歯根のところに『エムドゲイン®』という骨を造る手助けをしてくれる薬剤を塗り、そこに骨を増やす薬剤を盛って、歯ぐきを緊密に縫合して、再生療法を終えました。

APF2-2
APF2-3

再生療法後9ヶ月~歯冠長延長術

STEP-3

初診時のレントゲン写真では2本の歯根の付け根の股あたりが黒くなっていたものが、再生療法後9ヶ月のレントゲン写真では白くなり、骨のようなもので埋まり、隙間が無くなっているように見えます。

再生療法後9ヶ月
APF3-1
初診時
APF1-3

この後、被せ物を被せる処置を行なうにあたり、歯ぐきから出ている歯の長さが短く、このままでは被せ物がはずれやすくなるため、歯ぐきを強くしながら、歯の長さを長くする歯周外科処置「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」を行いました。

APF3-3

STEP-4

その際、再生療法での骨の再生具合を確かめることができました。再生療法術中と比較すると、2本の歯根の付け根の股あたりまで骨のようなもので埋まっているのが認められました。

歯冠長延長術 術中
APF4-1
再生療法 術中
APF2-1

歯冠長延長術後の状態です。術前と比較して、歯の長さが長くなりました。

歯冠長延長術 術後
APF4-3
歯冠長延長術 術前
APF3-3

被せ物装着

STEP-5

歯周外科処置後、歯ぐきが安定したところで、セラミックの被せ物を装着しました。
レントゲン写真から初診時と比較して、2本の股あたりが黒くなっていたものが白くなり、再生療法にて骨が回復して良好な歯ぐきの状態になったことが認められました。
今後は数ヶ月ごとにメンテナンスを行っていき、安定した状態の維持を図っていく予定です。

被せ物装着時
APF5-1
初診時
APF1-3

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